今や本当にセックスレスということが問題になっていますよね。雑誌とかでもよく特集が組まれています。でもセックスレスというのはただ肉体的な接触ということだけじゃなく、パートナーとの関係のあらゆる面で関わってくるから問題なんですよね。 正面からセックスを語ろうとせずに恥ずかしがって「アレが」「ソコは」と言葉を濁す人が以前はかなり多かったようです。でも例えば精神科医などは、セックスはきわめてパーソナルな問題なのである程度は仕方がないとしても、敢えて「アレではわかりません」「ソコとはどこですか」と、はっきり口に出しおりてもらうようにすることが多いようです。「恥ずかしい」という感情から抜け出さないことには、セックスのトラブルからは解放されないということのようです。恥ずかしがっているうちは問題が解決しないということなんですよね。 しかし意識の変化もあるのか、最近は最初からダイレクトに性の問題を語ってくれるようになっているケースも増えているようです。辛抱強く待って、直接患者さん自身の言葉で話してもらうことが重要なようです。患者さんとの話し合いの中から、その背景となる問題点を見つけ、その日のうちに性に関わる悩みを聞き出し治療方針を決めるようにするようです。そうやってできるだけ早く問題が解決していけばいいんですけどね。
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